夏に読みたいホラー小説5選<ゴシック編> ※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。 季節・イベント 2023.08.082024.01.17 こんにちは、akaruです。 今回は夏に読みたいホラー小説<ゴシック編>を5作品ご紹介します。 国内編は 【怖いのが苦手な人でも】夏に読みたいホラー小説5選<国内編>今回はホラー小説5作品をご紹介します。怖いのは苦手!だけど夏だから雰囲気だけでも味わいたい!という方でも読めるものを選んでみました。芦沢央『火のないところに煙は』、綾辻行人『深泥丘奇談』、小野不由美『屍鬼』、恒川光太郎『夜市』、三津田信三『どこの家にも怖いものはいる』。 目次 スーザン・ヒル『黒衣の女 ある亡霊の物語』シャーリイ・ジャクスン『丘の屋敷』ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』ダフネ・デュ・モーリア『レベッカ』メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』 スーザン・ヒル『黒衣の女 ある亡霊の物語』 リンク 弁護士である主人公は、亡くなった老婦人の遺産整理のため、湿地帯に立つ無人の館を訪れる。 葬儀中、真っ黒の喪服を着た女性をみかけるが、村の他の人たちは何も語ろうとしない… じわりじわりと忍び寄る恐怖を味わえます。 冒頭の書き方からして結末は予想できるけれど、そのシーンを想像するとやっぱり怖いし、悲しくなります。 シャーリイ・ジャクスン『丘の屋敷』 リンク 幽霊屋敷と恐れられる<丘の屋敷>。 心霊学者モンタギュー博士は3人の協力者とともに調査に乗り出し、怪異を体験する。 怪異も不気味だけれど、少しずつ壊れていく心理描写にぞわぞわします。 ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』 リンク ※こちらの作品は、Kindle Unlimitedで読むことができます。(2024年1月現在) 両親を亡くした兄妹の家庭教師として、田舎のお屋敷に赴任する若い女性。亡霊から子供たちを守ろうとするが、やがて子供たちとの心理戦へと変わっていく。 物語は家庭教師の視点で進み、本当は何が起こっているのか知ることができない。若干ヒステリックな彼女の心理描写も秀逸です。 ダフネ・デュ・モーリア『レベッカ』 リンク 妻を亡くした貴族の後妻に迎えられた主人公。 しかし、マンダレーの屋敷では未だ才色兼備だった先妻の存在感が色濃く残っていて、次第に追い詰められていきます。 冒頭へと続くラストは、多くを語らないだけに不穏な余韻が残ります。 メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』 リンク ※こちらの作品は、Kindle Unlimitedで読むことができます。(2024年1月現在) 生命の創造に成功した若き科学者ヴィクターと、彼に創り出された「怪物」。 穏やかで知性のあった「怪物」は、醜悪で恐ろしい外見のせいで人間から迫害され、やがて「怪物」も人間に仇をなすようになる。 「怪物」とはどちらなのか?考えさせられます。
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