こんにちは、akaruです。
今回は山﨑圭一さんの『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』をご紹介します。
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概要
- 2018年刊行
- 著者は公立高校教師であり、Youtuberである通称ムンディ先生
- 従来の世界史の教科書の構造に問題意識を持ち、世界史をストーリーとして読めるような構成になっている
目次
- はじめに
- ホームルーム
- 序章 人類の出現・文明の誕生
- 第1章 ヨーロッパの歴史
- 第2章 中東の歴史
- 第3章 インドの歴史
- 第4章 中国の歴史
- 第5章 一体化する世界の時代
- 第6章 革命の時代
- 第7章 帝国主義と世界大戦の時代
- 第8章 近代の中東・インド
- 第9章 近代の中国
- 第10章 現代の世界
- 巻末付録
特徴
- 「主語」をできるだけ固定して解説している
- 年号を使わない(受験に必要なものは巻末の付録にある)
感想
これ、高校時代に欲しかった…!!
私が本書を手にとったきっかけは、世界遺産検定1級の勉強のためでした。1級の勉強法を探っている際、すでに合格されている方のおすすめとして挙げられていました。世界遺産を学ぶにあたって、世界史の流れをつかむことは有意義です。
本書のホームルームに特徴や工夫したことが書かれているのですが、読みながら大きく頷いてしまったのを覚えています。
私は高校時代は世界史選択でしたし、科目自体も好きでしたが、世界史の教科書って、ちょっと進んだら他の地域の項目に移ったりして、混乱しやすいんですよね。
たいていの人がそうだと思うのですが、イチから細かいことを覚えるよりも、大きな枠を理解してから細かいことを埋めていく方が進めやすいのではないでしょうか。
もちろん、「一度読んだら絶対に忘れない」ことは難しいですが、大きな流れをつかむにはうってつけの本です。
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