こんにちは、akaruです。
世界的に有名な名探偵の一人、シャーロック・ホームズ。
とても有名なシリーズで、テレビドラマ化や映画化もされていますね。
本記事ではアーサー・コナン・ドイルの『緋色の研究』のあらすじや感想をご紹介します。
『緋色の研究』作品概要
『緋色の研究』登場人物
- ジョン・H・ワトスン…語り手。元軍医。
- シャーロック・ホームズ…探偵。
- イーノック・J・ドレッバー…アメリカ人旅行客。
- ジョゼフ・スタンガスン…ドレッバーの秘書。
- レストレード警部…スコットランド・ヤードの刑事。
- グレグスン警部…スコットランド・ヤードの刑事。レストレード警部とはライバル。
『緋色の研究』あらすじ
ワトスン
ジョン・H・ワトスンはロンドン大学で医学博士号を取得し、卒業後は軍医としてアフガニスタンの戦場に赴いた。
しかし、怪我や腸チフスで衰弱したためにロンドンへ送還される。
しばらくの間は軍からの支給金で無為に生活していたワトスンだが、たちまち懐具合が怪しくなっていくのだった。
共同生活
ワトスンがロンドンで生活を続けるために、家賃を折半してくれる相手がいないかと思案しているところに、かつて自分の手術助手をしていたスタンフォード青年が現れる。
スタンフォードは、ワトスン同様に共同生活者を探している男を知っていると言う。
スタンフォードがワトスンを病院の実験室に連れていくと、予想通り共同生活者を探していた男シャーロック・ホームズがいた。
ホームズは自分の実験の成功に喜びはしゃいでいたが、ワトスンをアフガニスタン帰りだろうと言い当てて驚かせる。
翌日、二人はホームズの見つけたベイカー町221Bの部屋を見に行き、気に入ったので共同生活が始まった。
諮問探偵
共同生活を始めて間もなく、ワトスンはホームズが何の仕事をしているのか興味を覚える。
手紙を配達しに来た便利屋の前職を言い当てたことから、ホームズの仕事について明らかになっていく。
その手紙とは、スコットランド・ヤードのグレグスン警部からホームズ宛に、殺人事件が発生したので協力してほしいという依頼だった。
『緋色の研究』感想
観察から得た情報をもとに、直観と豊富な知識で推理する。
手品のようにひょいと答えを提示するのがかっこよくて、子供の頃は私も名探偵に憧れたものです。
内容が面白いのは言わずもがなですが、改めて読んでみるとストーリーの流れも巧みなんですよね。
ワトスンがどうして共同生活者を探していたのか。一緒に捜査現場に行くようになったのはなぜか。ぐいぐいと引き込まれます。
また、第二部も読みごたえがあります。
恥ずかしながら、私が最初に『緋色の研究』を手にとったのは小学生の時だったのですが、第二部を数ページ読んだところで読むのをやめてしまったんですよね。
「ホームズ出てこないじゃん」って。
でも、大人になってから読んだら、第二部にも心を打たれました。
復讐を正当化することはできませんが、それだけ強い思いと決意が伝わってきます。
ぜひ最後まで読んでいただきたいです。
『緋色の研究』が気になった方へ
こちらもどうぞ。
コメント