【冬休み・年末年始に】冬に読みたい小説5選<ミステリー編>

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こんにちは、akaruです。

今回は冬に読みたい小説<ミステリー編>を5作品ご紹介します。

なお、クリスマスがテーマの作品については

『霧越邸殺人事件』綾辻行人

劇団『暗色天幕』は、慰安旅行で信州の温泉地を訪れていた。

吹雪に見舞われた一行は、目の前に現れた洋館で休ませてもらう。

邸の住人の態度が冷たく、邸内でも不思議な現象が起こる。

さらに、連続殺人事件が発生する。

本格ミステリに幻想小説的な要素が絡まった、描写が綺麗な作品です。

『鉄鼠の檻』京極夏彦

昭和28年(1953年)、2月。

久遠寺嘉親は、『姑獲鳥の夏』事件以後、東京を離れて箱根の旅館・仙石楼に居候していた。

骨董商の今川雅澄は、明慧寺の僧侶との商談のために仙石楼にやって来た。

敦子、鳥口、飯窪季世恵は、明慧寺の取材のためにやって来た。

彼らの前に、突然僧侶の他殺死体が出現する。

「百鬼夜行シリーズ」の第4弾です。僧侶がたくさん出てくるのがインパクトありますね。

『ガラスの塔の殺人』知念実希人

北アルプスのスキー場跡に建つ、「硝子の館」。

持ち主の神津島が「重大な発表をする」ということで、ゲストを招集します。

神津島を殺害する機会をうかがっていた一条は、チャンスだと思い計画を実行に移します。

ところが、完全犯罪になるはずが他殺の可能性を指摘され、また、自分以外の犯人によって連続殺人も発生します。

新旧のミステリーが読みたくなります。

『殺しの双曲線』西村京太郎

東京で素顔をさらしたままの連続強盗事件が起きていた。

同時期、6名の男女が東北の山荘を訪れていた。

しかし、招待状は差出人が不明で、招待客の共通点も不明だった。

深い雪に囲まれた山荘で、連続殺人事件が起きる。

クリスティーの『そして誰もいなくなった』に挑戦した本格ミステリーです。

『犬神家の一族』横溝正史

信州財界一の巨頭、犬神財閥の創始者犬神佐兵衛が亡くなった。

しかし佐兵衛は、血で血を洗う葛藤を予期したかのような条件を課した遺言状を残す。

連続殺人事件が起こる。

偶然の持つ恐ろしさを感じます。

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