こんにちは、akaruです。
今回は小倉広さんの『アドラーに学ぶ職場コミュニケーションの心理学』をご紹介します。
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言いたいことがあるのに、遠慮して「言えない」。
反対に、「言い過ぎちゃった」と後悔する。
コミュニケーションで悩むすべての人におすすめです。
概要
- 2015年発行
- 著者の小倉広さんは公認心理士で、アドラー派の心理カウンセラー
- 良好な職場コミュニケーションを実践するポイントである「近すぎず、遠すぎない適切な距離感を保つこと」のためのスキルが書かれている
目次
- はじめに
- プロローグ コミュニケーション上手は距離感上手
- 第1章 適切な距離感を実現する7つの思考改革
- 第2章 「相互尊敬」「相互信頼」を築くスキル
- 第3章 「押しつけ」と「世話焼き」をせずに伝えるスキル
- 第4章 「服従」と「回避」をせずに伝えるスキル
- おわりに
感想
私が本書を手に取ったのは、新卒入社して5年目のことでした。
もともとコミュニケーションが得意!というわけではなかった私は、職場のコミュニケーションでとても悩んでいました。
自分が頑張ればOKな勉強とは違い、仕事で成果を出すには周囲の人と協力して、時には巻き込んで進める必要があるからです。
本書を読んで、コミュニケーションに対する考えが変わり、心が軽くなったのを覚えています。
仕事を認めてもらえるようになったのもこの頃だったはず。
伝え方のスキルは例文つきで解説があります。
感情的に伝えるシーンでの例を挙げます。
「事前に電話するのが当たり前でしょう!」
〇 「事前に電話をもらえたら、とてもうれしいな」
OK文とNGを見ると、確かに言ってしまいがちのNG文。
しかし、OK文が高度なテクニックかというとそうではありません。
今日から、むしろ今から使えるぐらい簡単な言い回しです。
ちょっと気を付けるだけで人間関係が良好になり、成果も出やすくなる。
是非本書を読んで、実践してみてください。
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